山形の海

『日本の渚100選』に選ばれた美しい景観が広がる由良海岸には、ダイナミックな海を楽しむボートポイントと、散歩感覚で潜れるビーチポイントがあります。
　ダイバー施設でもある「民宿伝三郎」にはシャワー室や更衣室があり、畳の部屋でくつろぐことが出来ます。

倉泉岩

・ボートポイント　平均水深14ｍ　最大深度22ｍ
港から5分、倉泉岩のトップは水面に出ており、その周りにはいくつもの岩礁がある。
大型コブダイが根付いており、メバル群れやマアジ群れなどがみられる。
景観的にも楽しめるポイント。

一貫瀬

・ボートポイント　平均水深12ｍ　最大深度水18ｍ
港から５分の隠れ根ポイント。
１周３０分程度で回れ、切り立った根の壁にはムツサンゴやフトヤギが多く見られる。
コブダイやマダイ、スズメダイ群れなどが見られる。

白山島ビーチ

・ビーチポイント　平均水深8ｍ　最大深度11ｍ
白山島の北側が潜水エリア。水深5ｍまでの岩礁地帯には海藻が多く、タツノオトシゴの絶好の隠れ場所となっている。
その先はゴロタ地帯、さらに深場へ行くと砂地が出てくる。
住み着いている大きなマダイやクロダイが見られ、マアジやアオリイカが圧巻の群れで出ることも。春にはダンゴウオ、秋には季節来遊魚が出現。

毎年7月1日～10月15日までの期間限定でダイバーに開放されるスポット。渡し船で港から約５分、灯台のある岩礁島に到着します。釣り人にも有名であることから、魚影の濃さが分かります。
　魚影が濃く生物が豊富で、地形も楽しめるので、初心者からベテランダイバー、ワイド派からマクロ派まで満足させてくれるのが四ツ島です。

四ツ島

・ビーチエントリー　平均水深12ｍ　最大深度20ｍ
EN・EXは灯台島からロープ潜降が基本。4つの島をどの方向にどのように回るかによって景色も違ってくる。クレバスやトンネルなどの地形も魅力の1つ。
近くまで寄ってくる巨大コブダイやマダイが不動の人気で、イナダやマアジの群れなどワイドな光景が楽しめる。
ギンポ類やタツノオトシゴが多く生息し、ウミウシも種類が豊富で探し始めると止まらない。東北ではレアなオノミチキサンゴも観察できる。

山形と秋田の県境沖に浮かぶ飛島は日本海最北の島です。酒田港から船で１時間20分程、青く澄んだ海が広がり、透明度は東北随一と言えます。魚影も濃く回遊魚の群れが出現したり、起伏の激しい地形なども見どころで、ダイナミックなダイビングがメインです。また、海藻豊かなエリアも多いため、よくみると可愛い生物も沢山隠れており、マクロ観察も侮れません。

トド穴

・ボートポイント　平均水深12ｍ　最大深度20ｍ
御積島近くのポイントに春～初夏にかけて産卵のため集まってくるドチザメの観察が一押し。
何十尾と群れているドチザメの迫力に感激。

エボシ南

・ボートポイント　平均水深16ｍ　最大深度35ｍ
潮流が強いことが多く、中・上級者向き。
巨大な根のトップで回遊魚を待つポイント。夏はマグロ群れをに期待が大きく、当たると一面壁のようになって現れる。他にもブリ群れやマダイ群れ、コブダイ、イシダイ、マハタ、ウマヅラハギ群れなどが見られる。