南三陸調査の様子

10月に入った途端、夏の名残は消え去り、秋を感じる空気に変わりました。
1週目に2回、志津川湾で調査潜水してきたので、今回はその様子をちょっとアップします。

藻場調査。
海藻豊かな様子を確認出来ましたが、藻場の近くには切れ落ちているアラメが多数みつかりました。
切れたアラメにはキタムラサキウニが群がり、あっという間に食べつくされます。

志津川湾も女川湾同様、季節来遊魚の数は多かったです。

2回目では、ナイトダイビングでの調査に同行しました。

様々な季節来遊魚の睡眠中の姿が見られました。中でもアイゴ成魚が数多く観察されました。海藻を食べる魚なので、あまり多いと藻場が心配です。

コモンカスベ属の食事シーンや、ミミイカの遊泳シーンを始め、色々な生物の夜の顔を見ましたよ。ナイトダイビングの醍醐味ですね♬

以上、10月始めの調査潜水の様子でした。
女川より北に位置する志津川湾ですが、やはり海水温が高かった今年は季節来遊生物も多かったです。
それらが越冬していることも問題。三陸に住んでいる生き物にどんな影響を与えるのか・・・心配でたまりません。
黒潮の勢いが弱くなり、親潮が強く影響してくれることを願うばかりです。

ちなみにナイトダイビングは、女川町竹浦で年数回開催しております。
ファンダイブで夜に潜りたい方はお知らせ下さいね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です