指ヶ浜の状況は!?クチバシは?

潜水地:女川町指ヶ浜
ポイント:ホヤシキ根&ケンチョ根
天候:晴れ
海況:波なし
水温:19~21℃
透視度:3m

8月末開催のバーベキューイベント以来の指ヶ浜です。
今年竹浦では、高水温が続いたせいで、カイメンやマボヤが大量死、スズシロノリの激減、異常に多い季節来遊生物、など、これまでにない状況に頭を悩ませております。
同じ女川町ですが、指ヶ浜は女川湾に面していないので、もしかして若干違うかもしれない?不安と期待が入り交じりながら、リサーチダイビングしてきました。

マボヤは、群生し一見大丈夫かと思われる風景ですが、死んでいる個体が何個も見つかり、死にかけはウニに食べられ、中が空洞になった殻もたくさんありました。
岩場に群生していたスズシロノリ(海藻)は全く無くなっていて、そこにいたはずのダンゴウオもいません。
カイメンもやはり、キレイさっぱり無くなっている場所、繊維だけ残る岩など。
やはり、竹浦同様、指ヶ浜も高水温の影響が大きく響いていました。

竹浦ではもう1ヶ月以上、クチバシカジカの目撃がありません。
指ヶ浜のクチバシは???
祈りつつ、8月に2匹の成魚を観察した場所や、これまで何度も目撃している根や岩をチェックしまくりました。
そして残念ながら・・・確認ならず・・・でした。
どうか無事に生きてますように☆彡 早く元気な姿を見せてくれますように☆彡

クチバシばっかり探してたから、メバルやタナゴの群れ群れもいましたが、1枚も写真を撮らず。
ウミウシ系はいくつか撮りましたよ。季節来遊のミズガイをはじめ、ミヤコ、シロイバラ、ヒロなど。

岩場での安全停止中には、キタムラサキウニの放精・放卵が始まりました。

1個体から始まったな~と思うと、周りのウニたちも一斉に出し始めるのがスゴイです。
白濁りに巻かれないうちにエキジットしました。

ところで今日は、出島架橋の本土側の部分を、日本最大の巨大クレーン船で運ぶ日でした!
組み立て現場の石浜では、朝、吊り上げ作業が行われていましたよ。

海上運搬中のところを指ヶ浜からの帰り路でチラッとみましたが、写真撮らずに、お腹がすいたので昼食!!笑

2回目では出島側の部分を運搬し、設置。
そして最大の中央部分は、3回目の最後に運搬!!!
日程は延期延期で未定ですが、大迫力でしょうね~~~!!ワクワクします♪♪

指ヶ浜も竹浦同様、水中の異変が大きいことが分かりました。
水温がしっかり下がって、早く三陸の海らしさ満載の女川の海に戻りますように。
次回指ヶ浜は、いつ行けるかな~~~。

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