北国の春の海らしさに!

潜水地:女川町竹浦
ポイント:竹浦グロット&アゴ島
天候:晴れ時々曇り
海況:うねり若干あり
水温:7~9℃
透視度:4~6m

今春は2年振りにイサダが水揚げされているとのこと♡
春を告げるピンク色の大群が金華山沖に現れているということは、親潮が南下している証拠!
その親潮パワーは昔ほど強くないかもしれないけど、何年か振りに水底水温が7℃台になり、寒い冷たい~~~やった~~~~♬

論より証拠。
名前からして北海道を連想させる、ピリカミノウミウシ!
「ピリカ」はアイヌ語。「美しい」「キレイ」という意味があります♡

そして、ムシャギンポもいました!!!
ウルトラマンみたいなトサカがカワイイ♪

さらには、フサギンポのお腹が大きくなってるかも!?えぇ、この時期に!?
胸ビレ近くのお腹がポッコリしているよ!!

2週間前は普通に出入りしていた自分の棲み処。
今日はというと、巣から出てくる時も一瞬つっかえてたし、巣に入ろうとトライするのにお腹がパンパンで入れない!!!

何度も何度もトライし、こりゃダメだと諦めた様子でウロウロ・・・。
卵なの?産卵するの?気になるけど、この巣穴に入れないんじゃ多分引っ越しをするだろうから、経過観察は厳しそうです。
通常は12月頃(水温11~10℃)に抱卵開始するのですが、今季は12月に入っても18℃、徐々に下がるけど1月も14℃。
去年に続き今季も産卵の兆しは全く無かったけど、水温が下がったことで、もしかして卵が出来ることがあるのかな???

そして最後に、ダンゴウオの求愛シーンを目撃♡♡
2週間前、メス待ちしていたオスの巣穴に、いよいよメスが入りました~~~♡♡♡
オスは巣の入り口で穴の中を覗き込み、時々体を震わせて産卵を促している様子。
今日ここに1組のカップルが成立しました~!(メスはすぐ居なくなるけどね…)

他、3ヶ所でオスが巣床にいます。
卵が見えるのは2ヵ所、まだメス待ち中なのが1ヵ所です。


アキギンポ、コケギンポ、アミメハギ、リュウグウハゼ、捕食中のクロソイ、メンコガニ、エダウミウシ属SP.2、ガーベラミノウミウシ、カドリナウミウシ、など等・・・。

あぁ、あとはクチバシカジカが戻ってきてくれることを願うばかり☆☆☆彡

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