ホヤの陰にカエルアンコウが!

潜水地:女川町竹浦
ポイント:竹浦グロット&アゴ島
天候:晴れ
海況:波無し
水温:16~17℃
透視度:10~12m

昨日はアリエルクリスマスパーティで、楽しい夜を過ごしました☆彡
コダマは風邪が治ったばかりだったためアルコールをセーブしていたので、今日は清々しい朝☀
2週間振りの海へ、生物リサーチに行ってきました♪

そして表題のとおり、激レアな季節来遊魚に遭遇したんです!
マボヤの陰に隠れる、カエルアンコウを見つけちゃいました♡♡♡

これは何カエルアンコウ?イロ?ベニ??
季節来遊系の生き物の判別は苦手なので、ダイビング後に茨城の『ジャーダイビングクラブつくば』の冨山さんにお聞きしました!
「ベニカエルアンコウですね!体側の茶色い円形斑から毛(皮弁)が生えてるのが特徴」と教えてくれました♡さすがです♡ありがとうございます!
観察中、じっとしているかと思いきや、のっそりのっそりと歩いて移動していました。
別のホヤの下に行き、その後、岩の谷間に足(※正確にはヒレ)を突っぱねて下り、別の岩に移って、最後は岩の下へと隠れていきました。

この可愛い珍客を、ハイブリッジチームとバックロール高橋さんと共有♬
レア生物の登場は、今日イチの盛り上がりとなりました♪

アイナメの抱卵も、どんどん箇所を増やしています。
今日は、竹浦グロットもアゴ島も、浅場で抱卵するオスをチェックしました!

竹浦グロットのオスは、とってもキレイな黄金色♡
見通しの良い開けたエリアを巣床に選んだカレは、卵塊の傍にぴったりいたと思うと、すっとパトロールに出たり。

また、アゴ島で抱卵しているアイナメの体色は、ちょっとくすんだ婚姻色。
親はちょっと地味だけど、卵が産み付けられているのは華やかな映えポイント♡
センナリウミヒドラの根元に、キラキラの卵塊がありましたよ♬

去年はこの場所でクジメが抱卵していたので、アイナメ科にとっては人気の場所なのかもしれませんね。

さて、クジメの抱卵も、竹浦グロットで続いております。
1ヶ所はかなりハッチアウトが進んできました。
もう1ヶ所、ヤサオと名付けたオスの場所へ。ハッチアウト間近~まだ産みたてホヤホヤまで、計6つの卵塊を守っていましたよ!
なかなかやるな~~ヤサオ!!


ダンオウオ、ヤセカジカ、コケギンポ、ガーベラミノウミウシ、スミゾメミノウミウシ、マンリョウウミウシ、ミヤコウミウシ、季節来遊魚各種・・・。

下がってきた水温が、またちょっと上がったのが気になります・・・。
例年の水温に早く追いついて欲しいところです!

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