まさか!??のクチバシ大事件!!

潜水地:女川町竹浦
ポイント:竹浦グロット&アゴ島
天候:晴れ後曇り
海況:波少々あり
水温:6~7℃
透視度:6~8m

今日はゲストお2人と潜ってきました。
まさか、クチバシカジカの卵保護が想像を絶する状態になっているとは露とも思わず、エントリーして早速そこに向かいました。

すると・・・
ええええええぇぇぇぇぇぇぇ~~~~!!!????
あまりの衝撃に、我が目を疑いました!!!
クチバシ卵保護の岩が壊されていて、卵塊の付いている一部だけが岩の上にあるんです!!!!
岩と岩の間の狭いところで卵保護しているはずなのに、それがドーーーンと、岩の上に乗せられている状態。
クチバシカジカ父ちゃんは健気に懸命に、卵を体で覆うようにかぶさっています。

信じられない光景に頭の中がついていけません。何?何?何が起こったの???
手がプルプル震えながら上の証拠写真を撮りましたが、全体的なイメージは↓こんな感じ。稚拙な絵でスミマセン。
並んで2つある岩の間にいる、オレンジがクチバシカジカ。それがドンと岩の上に乗せられている。

こんな目立つ場所では卵や親が捕食されてもおかしくありません。すぐに元の位置に近い感じで、立てかけるように戻しました。
壊れて小さな石になってしまったので、無事に卵保護が続けられるのか?育児放棄しないか?卵が捕食されないか??それはもう心配でたまりませんが、竹浦ガイド陣で協力して見守り続けます。

これは残念ながらダイバーの仕業です。
憤りを禁じ得ません。

(後日談:3日後にハイブリッジさんが確認したところ、無事クチバシカジカは卵保護していたとのこと。安心しました。)

1ダイブ目はこんな事件がありましたが、2本目はゆっくり生物観察しながら潜りましたよ。

見た生物
フサギンポ、アキギンポ、コケギンポ、タケギンポ、ベロ、ダンゴウオ、メンコガニ交接、オオヨツハモガニ、エムラミノウミウシ、カゴメウミウシ、スズヤカフシエラガイ、チシオウミウシ、ウミフクロウ、アオウミウシ、ザクロガイ、など等・・。

写真をTさんからお借りしております。ありがとうございます!!

クチバシカジカはこのまま無事にハッチアウトして欲しいです。
そして、今から卵保護をスタートする魚たちもいますので、女川から目が離せません。

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